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7月1日(日)名古屋市北区にある『愛知県スポーツ会館』にてブルースシンガーでもあり、国際セラピードッグ協会代表で、アメリカの大学では名誉社会福祉博士の大木トオルさんをお招きし、中部地区の皆様にもセラピードッグに対する認識を深めていただきたく、また、セラピードッグの普及、育成を目的とした『セラピードッグ講演会』を初めて開催しました。

講演会は、15年ほど前、団地のゴミ捨て場に5匹の子犬と共に捨てられていて野犬として『殺処分』される寸前、大木さんが救い出して、娘のように愛し、セラピードッグとして育て上げた名犬『チロリ』のお話からはじまりました。
チロリの才能は特別で、老人ホームで、障害者施設で、学校で、相手の目をじっと見つめ、一緒に歩き、添い寝もして心を癒していったのです。あるお年よりは『不思議と心が通じた。お互いに苦労してきたからか』と思い出を語ったそうです。捨てられた痛みを知っているからこそ、優しくなれるのでしょうか。
『チロリ』はそれまで犬は『ゴミ』と一緒の扱いだったのをやっと『生き物』としての扱いを受ける法律改正までもさせた犬なのです。

そして、チロリは昨年3月に病死をしましたが、チロリを愛する全国のファンからの寄付と東京都からの土地の提供で、東京都中央区の築地川銀座公園内に銅像となって蘇りました。
現在『国際セラピードッグ協会』で活躍している犬達はすべて、捨てられた犬達です。そして、大木さんの元で、第2、第3のチロリとなるべく、訓練を受けています。
お話の後は、この訓練を受けたセラピードッグ達のデモンストレーションを行ったのですが、常に、人の歩くスピードを気遣いながら一緒に歩き、杖にも怯えず、車椅子の動きにも同調し、人を気遣う様子はとてもけなげでした。
大木先生の訓練の仕方は、『餌』を使わず、『恐怖感』を与えず兎に角『褒める』ことで犬との信頼関係を築いていく方法です。良く出来たら『GOOD
BOY!』『GOOD GIRL!』です。
今回の講演会では多くの方が感銘をを受け、涙する方も多く、そしてセラピードッグについて新たな認識をもって下さいました。
   
しかし、捨てられた多くの犬達が辿る運命は、保健所に捕獲され殺処分になるケースが圧倒的に多いのが実情です。
我々、愛犬家としてそういった犬達が活躍できる場を作ることに何らかの協力が出来れば、少しづつでも殺処分の犬を救うことが出来るのではないでしょうか?
大木さん曰く、『犬を救うことが人間を救う』 チロリから学んだそうです。
そして、チロリもそのことを多くの人にわかって欲しいと 願っていることでしょう。
最後になりましたが、
今回の講演会開催にご協力いただきました大木先生ならびに、国際セラピードッグ協会のスタッフの方々、開催準備にご尽力下さいましたラブラブ団スタッフの皆さん、パイさん。
ありがとうございました。
お忙しい中、また暑い中、ご参加いただきました皆様にも厚く御礼申し上げます。
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