第12回 セラピードッグ訓練・基本的訓練会レポート


<<開催日時>>

2006年10月21日(土)

<<会場>>

東京都中央区銀座8-11-13
エリザベスビル4階

国際セラピードッグ協会内

 <<講師>>

大木 トオル先生

引き続き
訓練会計画します
ご期待ください!!

 

 


 訓練会ですが、午前中のベテランクラスは大変な交通渋滞があったらしく大和君と小次郎君が30分の遅刻でちょっとバタバタしましたが、その分を取り返すかのように大木先生が延長して訓練してくださって充実したものになりました。

 益々みんな力をつけてきていて、毎回やんちゃで可愛いカイト君も堂々としたウォーキングマナーを披露してびっくりでした。ダックスのサキちゃんもやる気満々。飼い主さんのお話ではサキちゃんは自分でセラピードッグになることを目標としているような様子が見られるとのこと。訓練に燃えているそうで、将来が楽しみです。

 大和君はとっても立派な黒ラブ君ですが目がキョロキョロして落ち着きが無いのが飼い主さんの悩みの種らしい。でもねぇ、うちのシュ太も若い頃は落ち着きという言葉の意味も理解出来ないくらいでしたし、3歳の雄のラブラドールなら、目はキョロキョロしながらも一生懸命頑張っていてすごいなって思います。むしろ1歳の小次郎君の落ち着きの方が驚きです。

 車椅子に座っている人にどう対処するのかというレッスンをしました。

 お母さんと一緒だと優等生のようなミントちゃんなのに、大木先生が車椅子に座ってリードを持つと不安でキョロキョロ。何とか逃げようと暴れ、車椅子に座っている大木先生の膝の上に乗りかかったり大変でした。

 セラピードッグの場合は車椅子だけでなく、歩行訓練をしようとしている患者さんに付き添ったりするので、どんな人がリードを持っても冷静に通常の訓練通りに動かなくてはならないので、これを克服するのはなかなか難しそうだなと感じました。


 午後は初心者コースの訓練。

 キャンセルが相次いで今までで一番人が少なくてもったいなかったけれど、ガウガウ犬のベベ君はそれでも大騒ぎ。 前回に比べると随分と大人しくなったなと思ったのですが、大木先生のお話が終わってみんなで揃って歩き出すとパニックに。ついには大木先生から「少し休ませない」と指示が出てしまいました。

 飼い主さんのお話では、先月からずっとウォーキングの練習を始め、ご近所ではだいぶ上手に歩けるようになったとのことでしたが、やはり同じ室内に大きな犬が何頭もいるとパニックになってしまうようです。でも、飼い主さんはまた来月もいらっしゃるとのこと。がんばれっ ベベ君。大きな犬だって怖くないってことが理解出来るようになると良いね。

 黒ラブのミルフィーちゃんはまだ1歳で他の子と遊びたくてたまらない様子。大人しくヒールで歩けるようになるにはまだ練習が必要みたい。

 尻尾の長いコーギーのイヴちゃんと秋田犬ミックスのポピー君は、他で訓練をされていたとかで、初参加でもかなり上手に動いてました。イヴちゃんがしっかり訓練が出来ているからと飼い主さんがリードを少し放したら、大木先生から注意が飛びました。

 セラピードッグではどんな場面でもどんなベテランのセラピードッグでも決してリードは放しません。いつでも右手にきっちりとリードを巻き付け、左手でリードを持った状態を保ちます。認知症のお年寄りの治療が多いので、万が一のことを常に考えています。

 最後に大木先生がポピー君を連れて見本を見せてくださいましたが、飼い主さんと一緒だと歩くスピードが上がるに連れて興奮してリードを噛もうとしていたポピー君が最初の2回の大木先生の動きですぐにリードを噛んではいけないと理解し、もうすっかり訓練が仕上がったかのような動きで驚きました。

 大木先生が「アメリカではしつけの悪い犬を非難したりしません。しつけの悪い犬を見たらその飼い主が非難されます」とおっしゃってましたが、指導する人間が代わると犬もこんなに代わるんだと言う見本みたいでした。



 朝、大木トオルさんにお会いした時に「先日のNHKの番組は素晴らしかったですね。主人が感激してずっと泣いていました」とお話したら、とても嬉しそうでした。あの番組の数日後制作会社に学校の先生から連絡があり、いじめられていた子が自分から積極的に子どもたちの仲間に入るようになったということでした。 

 良かった。

 子どもたちのいじめの問題も、しっかりした大人が指導してあげればちゃんと解決出来るんですよね。