寝たきり状態になったら、、。

 私自身経験の無い事で本からの情報しか得る事ができないのですが調べたところ寝たきりの状態になるパターンは二通りあります。
 一つは病気や加齢によって少しずつ弱っていって立てなくなる場合と、ある日突然立てなくなる場合です。
 注意すべきは突然立てなくなった場合です。
 この場合、パパ、ママのショックも大きいのですが、それ以上にワン達のショックも大きいのです。
  
痛む部分があればできるだけ痛みのない姿勢で横たわる寝床を整えてあげる
動揺しないように、安心させる為に声をかけてあげるなど、獣医さんに相談しながら問題を解決していく事が大切です。

寝たきりになった時の食事と水分の与え方

 寝たきりになって食事が自力で摂れなくなってきましたら、ペースト状の缶詰や高カロリーのペーストのフードを使用します。
 このペースト状のフードを注射ポンプ(獣医科医院で分けてもらえます。)で、フードを吸い上げ、ポンプの先を口の横の歯と歯の間に差し入れて少しずつ与えます。
 はちみつの空き容器のような物を使用するのも良いそうです。
 水分が十分に取れないような時は、お水を口の側に持っていてやれば良いのですが、それでも飲めないようなら、やはり注射ポンプを使用したりすれば良いです。その際、気管に入らないようにゆっくり、ゆっくりと与えます。
 市販のスポーツドリンクなどを使用するのも良いです。

介護用品

 下半身から弱ってくる場合が多いのですが前足がまだまだ元気なので匍匐前進のような形で移動するようになった場合に 下半身を引きずるために擦り傷が出来やすくなります。
 その傷予防の為に Tシャツを下半身に着せて余った部分は結ぶ方法があります。擦る部分が小さい時はバンテージで保護すると良いでしょう。
 下半身の麻痺が進行してきて匍匐全身も辛くなってきたようなら、下半身を吊るベルトが市販品で売られています。
 しかしこれは、ワンを吊り上げて歩く時に持ち手部分を持った時に肘を曲げなくてはいけない場合大変重く、重労働になります。
 もち手を調節して肩からワンの体重を支えるような長い襷のようなものに変えた方が良いです。
 自力で動けなくなったら、床ずれが出来やすくなりますので体重が分散する柔らかい寝床が必要です。一番良いとされているのがウォーターベッドですがお手頃なお値段で考えたら、キャンプ用のエァーマットや空気を入れて膨らませるビーチマットで一体型になっている物も 薦められています。
  このようなベッドの上に薄いお布団を敷いて人間用のオネショシーツ、さらに犬用のトイレシートを重ねます。
 ただ、蒸れやすい欠点があるのでお布団は3〜4日に一度は 取り替えてあげるか 洗うか干す必要があります。
 お布団を取り替える時、持ち上げて変えるより、ワンの体を少しずつずらしながらやるのがポイントです。

 移動・散歩

 体が不自由になってきても一週間に何度かは太陽の光や風や木、花の匂いを感じさせてあげたいものです。でも大型犬を抱いて外を散歩するのは至難の業です。スポーツジムに通ってマッチョな筋肉つけて・・・私には、無理です。。。でも たまには 外へ出してあげたいそんな時に活躍してくれそうな物ってないでしょうか。私が介護のお手伝いをしたラブラドールは、毛布担架で移動させました。寝ているベッドのシーツ代わりに使用している毛布の端を 二人で『ウンショ!ウンショ!』と運んだのですが、この手段は短距離のみにしか利用できません。長距離になりますと、間違いなくこちらが腰を痛めます。それでは、長距離(100m程)の移動ではどうすれば良いかを考えてみました。
移動・散歩の補助器具
台車を使用する。
 これって、お値段も手ごろ、どこにでも売っている。あ〜エエ事ずくめ!でも、ちょっと考えたら・・・。振動がきつそうやなぁ、操作性も悪そう、直角の角を曲がる時どうするの?

リヤカーを使用する。
乗り心地も良さそうですね、操作性も悪くなさそう、、、でも今時、リヤカーが置けるぐらいの物置があるお宅なら、当然お庭も広くってわざわざ、公園になんぞ行かなくってもお庭で充分か。。。

昔の乳母車を使用する。
 昔の乳母車って大きかったですよねぇ、さすが、人間の赤ちゃん用に作られた物だけあって、もうこれ以上の物はないと思います。でも入手困難、骨董品屋さんにあるんやろか?

大工さんに特別注文で誂えてもらう
 これも、良いですね。でも病気の仔にかかる治療費だけでも結構なお金がかかります。うちのような、一般サリーマン家庭にはちょっと出費が堪えます。
 色々考えたところ、どれもこれも一長一短があります。入手が簡単で費用的にもお手頃で乗り心地の良く操作も簡単な方法ってないでしょうか?このページをご覧になっている方、『ご近所でこんなの見たよ。』でも結構です。ご存知の方は老犬の掲示版にでも投稿してくださいませんか?

在宅治療(皮下輸液療法)

 病気の内容によっては、毎日皮下輸液療法をうけなくてはならなかったりする場合も出てきます。(皮下輸液療法は、根本治療ではありません 対処療法になります。)
  そのような場合いちいち病院へ行くとなると体力も消耗しますし、往診を頼みますと治療費もかさみます。
 そのような時は獣医さんから点滴セットを数回分貰ってきて自宅で皮下輸液療法をするのが良いです。点滴の針によって注射の仕方が多少異なるようですが、皮下注射ですのでそれほど難しいものではありません。
 獣医さんに指導してもらえば簡単に行えます。療法中は、側についていてやり声をかけてやれば良いだけです。
 ただ注意すべき事として同じような(近い個所も含む)所に針の2度刺しをしてはなりません。注射液が噴水のように漏れ出します。皮をつまみあげ針を斜めに(皮膚と筋肉の間に)
 思い切って刺すのがコツといえると思います。
 針はサージカルテープなどで動かないように固定すればOKです。

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